2024/06/11 15:13

米ノ座パティシエ・森山生子は東峰村小石原で生まれました。山や森をこよなく愛し、木を大切にする材木屋を営む両親の元で育ち、小さな頃から野山を駆け巡り、自然の中で育ちました。
 20年前に大阪で「THE ORGANIC まさゆめ さかゆめ」という和食料理店を開店。その後、兵庫県丹波市の中心市街地活性事業として、丹波素材のバウムクーヘン専門店「まさゆめ さかゆめ」をオープン。丹波素材のバウムクーヘン専門店「まさゆめ さかゆめ」は大型ECサイトで1位を獲得したこともあり、通常は100年以上の老舗しか入れないという、大手百貨店の「味百選」にオープンから3年目で選ばれるなど大変評判で、各種メディアにも度々取り上げられました。
 九州北部豪雨災害をきっかけに故郷・東峰村に戻り、2022年に工房を竹棚田の麓に移しましたが、令和5年7月豪雨で工房周辺が被災。移転先を探す中、縁あって、朝倉市秋月に工房を移すことになりました。
 「なぜバウムクーヘン?」…と、よく聞かれます。それは、バウムクーヘンが「木のお菓子」という名前が付いたお菓子であり、私の中では「あさくら」の森や木を連想し、故郷を思う気持ちと重なったのです。
 そして、バウムクーヘンといっても小麦粉は使用せず、あさくら地域の美味しい米を微細製粉した「米粉」にこだわっております。これからも、子どもから大人まで安心しておいしく食べられる「米粉」を使用したバウムクーヘンを提供していきます。